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シロアリには対策が大事?新築のシロアリ対策について解説!

滋賀で新築をお考えの方も多いと思います。
家を建てる時に強敵となるのが、シロアリです。
シロアリは、いつの間にか家を侵食してしまい、最悪の場合倒壊に繋がることがあるほど怖いものです。
そこで今回は、シロアリの特徴、発生事例、対策についてご紹介します。
シロアリについて知り、強い家づくりをしてみませんか。

□シロアリの特徴について解説します

まず、シロアリと言っても、あまりイメージできないという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、シロアリの特徴について解説します。

シロアリの羽アリは、数珠つなぎの触覚で、同じサイズの羽が4枚あります。
頭部と胴体の2つに分かれているようにも見えます。

日本にいるシロアリは主に2種類で、ヤマトシロアリと、イエシロアリです。
まれですが、アメリカカンザイシロアリという外来種も見られます。

ヤマトシロアリは、巣を作るのではなく、木材の中にコロニーを作ります。
地上から近いところに住み、湿った木材を食べていきます。
このヤマトシロアリは、家を倒壊させるほどの被害はあまりないでしょう。

イエシロアリは、屋根裏や壁中といった、様々なところに巣を作って繁殖していきます。
巣を作られてしまうと、数十万匹から数百万匹の大群になることもあります。
ヤマトシロアリと異なり、湿った木材だけでなく乾いた木材も食べていきます。
そのため、家を倒壊させるほどの危険性も考えられます。

アメリカカンザイシロアリは、乾燥した木材を好み、様々なところに分かれて巣を作っていきます。
そのため、一度駆除しても再度被害が起きやすく、駆除が難しいです。

□新築でのシロアリ発生事例とは?

新築であればシロアリが発生しないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、現実はそこまで甘くはありません。
新築にも関わらず、シロアリの被害に遭ってしまうことはあるのです。
ここでは、新築でのシロアリ発生事例についてご紹介します。

まずは、新築でのシロアリ被害です。
家を建ててからわずか1年で床下の柱にシロアリ被害を受けたという事例です。
自宅の周辺でシロアリを見かけることが増え、床に羽が落ちていることもあったそうです。
そこで駆除業者に点検を依頼したところ、床下の柱がスカスカな状態になっていたそうです。
家の完成直後にシロアリが侵入し、このような状態になってしまったのです。
餌さえあれば、シロアリは侵入してしまうのです。

次に、断熱材が原因となったシロアリ被害です。
家を建ててからわずか3年で、断熱材が原因となってシロアリ被害を受けたという事例です。
もはや断熱材の効果が期待できないほどの被害だったそうです。

以上が、シロアリの発生事例でした。
新築であっても、シロアリの被害は免れないことが分かったと思います。
建物への被害が少ないとしても、新築後の出費は少し痛いですよね。
そのため、新築であってもシロアリ対策はしっかりとする必要があります。

なお、シロアリが家にいるかを確認するためには、床下を確認してみましょう。
なぜなら、シロアリは光に弱いからです。
そのため「蟻道」と呼ばれる道を作り、移動することとなります。
家の床下を確認して、この蟻道が確認されたらシロアリが発生していると思って良いでしょう。

さらに、ふすまの建てつけが悪くなったり、床が凹んだりしている場合も、シロアリが発生していると思って良いでしょう。
柱や敷居をたたいてみて、空洞音がする場合も注意が必要です。

これらの症状が現れている場合は、業者に依頼して、しっかりと確認することをおすすめします。
早急に見つかれば早く対応できるので、違和感がありましたらすぐに依頼すると良いでしょう。

□新築時のシロアリの対策について

前章で、新築であってもシロアリ対策をする必要をご理解していただけたと思います。
せっかく家を建てるのですから、長持ちする家にしたいですよね。
そこでここからは、新築時のシロアリ対策についてご紹介します。

1つ目は、床下は点検しやすい作りにすることです。
家を建てる段階で、床下に点検口を設けておくことで、速やかにシロアリ点検ができるでしょう。
床下は見えにくい部分ですので、点検しやすいような設計にすることをおすすめします。

2つ目は、侵入経路に対策をしておくことです。
わずかな隙間であったとしても、シロアリは侵入してしまう恐れがあります。
そのため、シロアリの侵入を防ぐためにも、すき間に薬剤を注入することをおすすめします。

以上が新築時のシロアリの対策でした。
ぜひ覚えておいてくださいね。

□まとめ

今回は、シロアリの特徴、発生事例、対策についてご紹介しました。
新築であっても、シロアリの被害は免れません。
滋賀で新築をお考えの方は、今回ご紹介したシロアリ対策をして長持ちする家づくりをしてみてはいかがでしょうか。
何かわからないことや、お困りのことがあれば掲載している各社に気軽にご相談ください。
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2022年10月25日時点での情報です。最新の情報と異なる場合がありますので、ご確認の上、おでかけください。
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