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意外と簡単?無垢の床のメンテナンス方法をご紹介!

無垢材の床は、断熱・調湿効果が高いので、一年中裸足で歩いてもとても快適です。
しかし、天然木から成る無垢床ですから、何となくお手入れ方法が難しいのではないかと考えている方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は滋賀周辺で無垢床を検討されている方に向けて、無垢床のメンテナンス方法についてご紹介します。

□無垢床の塗装の種類!

床材として最も一般的に使用されるのが木質フローリング材です。
木質フローリングには大きく4つのタイプがあります。
「突板」「シート」「無垢材」「挽き板」です。
ここでは、住宅の床材や家具材としてよく耳にする「無垢材」について紹介します。

「無垢材」とは、天然木を伐り出した木を一枚の板へ加工した素材で、「天然無垢の木材」の略称です。
ナチュラル志向の方や、天然素材を好む方などに人気です。

また、木の持つ調湿作用によって、部屋の温度を快適に保つ効果があります。
湿度が高い夏は、湿気を吸収し、快適な温度にしてくれます。
乾燥する冬では、吸収した水分を排出することで部屋の温度を上げてくれます。
季節に合わせた調整が可能なため、ホットカーペットが不要です。

無垢材が床材として利用される際、塗装の違いがあります。
無垢床の塗装は、「無塗装」「浸透型塗料」「造膜型塗料」の3つに分けられます。

*無塗料

何も塗装を施さない無垢床です。
木の質感を一番感じられますが、汚れや傷がつきやすいというデメリットが存在します。
無垢材本来の良さを味わいたい方におすすめです。

確かに無塗料は自然に近い状態を演出できますが、近年では、見た目ではわからないほどナチュラルな色合いの塗装が可能です。
自然な風合いを求めている方でも塗装を施すことをおすすめします。
それは、塗装が無垢床を保護するという大切な役割を担っているからです。
無垢床は一度施工してしまうと簡単には張り替えができないため、いつまでも良い状態を保つためにも塗装という施工は重要な工程です。

*浸透型塗料

浸透型とは、床材に塗り込むことで木の内側に浸透して保護する塗料のことです。
塗料が内側に浸透するため、木材の自然な風合いや質感をそのまま活かせるのがメリットです。
ただ、表面に傷やシミがつきやすいのが難点です。

*造膜型塗料

造膜型とは、表面に薄い膜を作ることで保護する塗料のことです。
表面に膜を作ることで、水に強く汚れがつきにくい点がメリットです。
浸透型と比べると、木の質感が失われがちなのが難点です。

□無垢床はどのようにメンテナンスする?

無垢床の良いところは、木の持つ特性を活かして耐久力が高いことです。
木の持つ特性とは、虫に食べられないように木自身が油を生成して、防御性を高めている点です。
耐久性の高い無垢床は、メンテナンスが簡単に済みます。
では、ここでは具体的にどのようにメンテナンスすれば良いのか紹介します。

無垢床のメンテナンスでは、日頃のお手入れが大切です。
お手入れの基本となるのが、汚れを溜めないことです。
特に、フローリングの隙間に汚れを貯めると美しさが損なわれてしまいます。
この時、コーティングが剥がれる可能性があるので、水拭きや洗剤を使用するのではなく、から拭きで拭き取ることが重要です。

無垢床は水に弱い性質があるため、月に1回の頻度で水拭きを行うようにしましょう。
この時、床材が水を吸いすぎないように雑巾を固く絞るようにしてください。
また、年に1回のお手入れとして、ワックスやオイルを再塗装する必要があります。
この際、水拭きでは落とせない汚れを落とすためにもクリーナーを使ったお手入れが必要です。
クリーナーを使用する場合は、メーカーの仕様書を確認し、目立たないところで試してから使うことをおすすめします。

□無垢床にする場合の注意点とは?

無垢床を取り入れる際は以下の点に気をつけましょう。

1つ目は、水に濡れたらすぐに拭き取ることです。
水をこぼしたままにすると、コーティングが剥がれたり、汚れやシミの原因になります。

2つ目は、ホットカーペットを使う際は断熱性のマットを敷くことです。
直接無垢床の上にホットカーペットを置かないようにしましょう。
反りや割れの原因になってしまいます。

3つ目は、椅子の脚にフェルト・ゴムキャップを貼って使用することです。
床の傷や凹みを防ぐことができます。
重い家具の場合には、敷板をはめ込んで対策を行いましょう。

また、直射日光はひび割れの発生や色の変化を起こすため、直射日光が強いときはカーテンをして日よけ対策を行いましょう。

□まとめ

今回は、無垢床の特徴やメンテナンス方法について紹介しました。
無垢床は塗装することによって、長く快適に住み続けることができ、本物の木にしか無い魅力を味わえます。
しかし、無垢床を採用する際には、日々のメンテナンスが重要なので注意しましょう。
何かわからないことや、お困りのことがあれば掲載している各社に気軽にご相談ください。
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2023年02月08日時点での情報です。最新の情報と異なる場合がありますので、ご確認の上、おでかけください。
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