□住宅購入のメリットとデメリットを解説します！

＊住宅購入のメリット


購入した住宅は、自分の資産になります。
ローンの完済後は賃貸のように家賃を支払い続ける必要がなくなります。
将来的には売却や賃貸に出すなどの選択を取られる点が、住宅購入のメリットと言えるでしょう。


また、間取りや内装などのアレンジがしやすいです。
賃貸では間取りを変えることができませんし、内装も規約によっては満足に行えない可能性もあります。
持ち家の場合は、安心して行えるので、最新設備の導入などもしやすいでしょう。


＊住宅購入のデメリット


安易に引っ越しができない点です。
住宅を購入した後に転勤が決まった場合などは空き家になってしまうので、賃貸に出したり売却したりすることになってしまいます。
せっかく住宅を購入したのにわずかな間しか住めないのは、もったいないと感じる方も多くいらっしゃるでしょう。


維持費が発生し続ける点もデメリットと言えるでしょう。
固定資産税や都市計画税などの各種税金はもちろん、老朽化を防ぐための修繕費用やリフォーム費用などが発生します。
災害時に建物が破損した場合なども、保険ではカバーできない部分は事故負担で修繕しなければいけません。

□賃貸のメリットとデメリットをご紹介！

＊賃貸住宅のメリット


賃貸のメリットは、主に以下の4つです
・初期費用が低額で済む
・住宅ローンによる破綻リスクはない
・引っ越しがしやすい
・設備の維持費が少ない


住宅購入と比べて、賃貸の初期費用は比較的低額で済みます。
賃貸の場合、家賃の5カ月程度が初期費用の相場とされています。


また、住宅を購入する場合、ほとんどの方が住宅ローンを契約します。
しかし中には、住宅ローンによって家計が圧迫され、破綻してしまう方もいらっしゃいます。
賃貸の場合は、そのような将来的な経済破綻のリスクはなく、安心して暮らせるといえるでしょう。


急な転勤が決まった場合などでも対応しやすい点も、賃貸のメリットと言えるでしょう。
例えば、老後に老人ホームや高齢者向け住宅への入居をする場合などは、賃貸であればすぐに引っ越しができます。
しかし、持ち家の場合、相続や諸手続きなどがあるので、簡単には住まいを移せないでしょう。


自身の収入や勤務場所、家族構成などの要素によって住みやすい環境を選べる点が、賃貸の良さと言えるでしょう。


＊賃貸住宅のデメリット


賃貸のデメリットは、主に以下が挙げられます
・家賃を払い続ける必要がある
・自由なリフォームができない
・防音性や老朽化などへの対応が十分でない可能性
・賃貸契約が締結しにくい場合がある
・老後の家賃負担が大きい


購入した住宅と違って、賃貸の場合は一生家賃を支払う必要があります。
そのため、生涯の総額でみると、賃貸の方が住居費用総額がかかる可能性があります。


自由にリフォームや間取りの変更ができない点もデメリットです。
家族構成の変化やバリアフリー化を検討している場合などは、住居の快適性が落ちてしまいストレスを抱えてしまうかもしれません。


また、老後に大きな負担を抱えてしまう傾向があります。
住居費用は、一般的に収入の25パーセント以内に抑えると良いとされています。
しかし、年金収入だけでは、収入に対する住居費の割合が大きくなってしまいます。
経済的な余裕だけでなく、精神的にも不安定な生活になる可能性があります。

□購入住宅と賃貸のどちらが安心できる？

持ち家の方が向いている人の特徴は、主に以下の4つです。
・退職までに住宅ローンの支払いを完済できる
・収入が安定している
・4ＬＤＫ以上の部屋数が必要
・貯蓄が潤沢


退職までに住宅ローンの支払いをすべて終えられそうな方は、老後に住宅ローンを残す心配がないので、住宅購入に向いているといえるでしょう。
また、賃貸には4ＬＤＫ以上部屋がある間取りは多くありません。
そのため、お子さんがたくさんいたりする場合など、部屋数がたくさんある人は、持ち家の方が適しているといえるでしょう。


賃貸の方が向いている人の特徴には、以下が挙げられます。
・転勤が多い
・収入が安定していない
・大きな借金を背負いたくない


転勤が多く家を空けることが多い方は、賃貸の方が良いでしょう。
一般的な賃貸の契約期間は2年間なので、勤務地に合った住居を見つけられます。
フリーランスなどで将来の収入が予測できない方も、賃貸が向いているといえるでしょう。
住宅ローンという大きな借金を背負うことになるので、将来の破綻リスクを避けることができます。

□まとめ

今回は、住宅購入にはどのようなメリットがあるのか賃貸と比較して解説しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。


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