くつろぎの小上がりカウンターがある住まい|高気密高断熱|パッシブ設計
ARCH 一級建築士事務所敷地面積 50.47坪/延床面積 32.8坪
UA値=0.37W/(㎡・K)/C値=0.1㎠/㎡
耐震等級3(許容応力度計算)
W断熱工法(外断熱+内断熱)
HEAT20 G2グレード(6地域)
長期優良住宅
滋賀県産材/無垢フローリング/レッドシダー天井/塗り壁材Sto
施工情報
施工会社
ARCH 一級建築士事務所
建築工法
軸組工法
間取り
5LDK
ポイント
掘り込みカウンターのダイニング
ダイニングテーブルは、キッチン側からも座れる対面式。
足元を掘り込みにして、居酒屋のような雰囲気に。
畳を敷いてくつろげるダイニングになりました。
キッチンはお手入れのしやすさを重視
水はね、汚れが気になるキッチンは掃除しやすいクッションフロア貼りに。
素材としては無垢材がおすすめですが、やはり経年劣化が進みやすい場所には耐水性の高いものを採用するのもアリですね。
庭のデザインもご提案
住まいは建物だけで完成するわけではありません。
外構デザインや庭も大切な要素です。
今回のお庭は、道路に面した敷地でも人目を気にせずウッドデッキで過ごせるプライベートな空間です。
室内の温度を保温する 魔法瓶のような家
【ARCHの断熱性能】
平均 UA値=0.38W/㎡k
目標 UA値=0.48W/㎡k
創業以来「高気密高断熱住宅しか建てない」というこだわりを持ち、これまでに約50棟のエコハウスを設計施工させていただきました。その確かなノウハウにより、冬は寒くて夏は暑い滋賀で快適に過ごせる家づくりを行っています。滋賀の住宅における消費エネルギーのうち最も多くを占める暖房エネルギーをできるだけ少なくし、家のどこにいても温度差の少ない快適な住まいをつくるため、標準性能を ※「HEAT20 G1~G2」に設定しています。
※ 滋賀(5地域)におけるHEAT20 G1~G2=UA値0.48~0.34W/㎡k
安定した品質の気密施工
【ARCHの気密性能】
平均値 C値=0.2㎠/㎡
目標値 C値=0.5㎠/㎡
当社ではすべての新築物件で合計2回の気密測定を実施しています。
1回目の測定で当社基準値をクリアできなかった場合、是正することで品質保持に努めています。
気密測定をご覧になりたい場合、お施主様の立ち合いも可能です。
建てもの燃費計算を全棟実施
ARCHでは、一軒ごとに建物の「燃費」をシミュレーションしています。
「実際にこの家で生活するとどれくらいの光熱費を使うのか?」
「快適な室温で生活した場合にかかる光熱費はどれくらいか?」
など、実際の暮らしをイメージできます。
また、このシミュレーションをもとに事前に行ったライフプランを修正することで、マイホームに掛かるランニングコストを考慮したお金の計画ができます。
光熱費シミュレーション結果
これは年間の光熱費をシミュレーションしたものです。
太陽光パネルを搭載しているため、発電量の多い春から夏にかけての光熱費がかなりお得になることが分かります。
また、冷房よりも暖房にエネルギーを使います。
12月~2月の光熱費が最も高くなります。
暖冬や冷夏など、その年によって気候は変わります。
ですので、光熱費は1か月ごとの金額に一喜一憂するのではなく、年間通じての総額を見て判断することをおすすめします。
賃貸住宅から一戸建てに移り住むと、建物が大きくなるので光熱費が1.5~2倍ほどになります。
今後も電気代、ガス代はどんどん値上がりしていく予測です。
「エアコンを我慢する」「風呂の追い炊きを我慢する」など、快適な暮らしを犠牲にしてマイホームを手に入れるのは本末転倒です。
電気代、ガス代の問題は建物自体の性能を高めることで解決します。
少ないエネルギーで快適に暮らせる家を建てて、長く暮らすほうが豊かな人生が送れると思いませんか?
暖房期の窓からの日射取得量と熱損失
パッシブ設計のメリットは、太陽光を「日射取得(にっしゃしゅとく)」して熱エネルギーとして活用できることです。特に冬は日射取得があるかないかで、室内の暖かさに大きく影響します。
こちらの家は、建物の南面にたくさんの窓を配置することで日射取得を得られています。冬の晴日は日射取得による熱だけで、お部屋の中が約20~25℃くらいの室温になります。日射取得の良さは、エアコンを使わないため乾燥しづらく、晴れていればいくらでも無料で使える熱エネルギーであることです。
しかし、夏は日射取得すると暑くなってしまいます。アウターシェードなどで日射を遮ることで影を作り、室内に熱が入らないようにしています。これを「日射遮蔽(にっしゃしゃへい)」と言います。
省エネで快適な住まいを目指すなら、このような日射取得量も含めて設計することが大切です。