□住宅購入での失敗事例とは？

＊周辺環境をよく理解していない


幹線道路沿いの住宅などを購入して、住み始めてから騒音に悩まされてしまう失敗例があります。
住宅に限らず、不動産購入の際は事前に内覧をしますが、日中の1日だけしか現地を訪れない場合、失敗しやすくなる可能性は高くなりますね。


入居後、大通り沿いなので車どおりが多く、夜でも騒音がひどく悩まされてしまうケースがあります。


また、近くに消防署などがあると、火災が発生した際に救急車や消防車のサイレンの音が鳴り響き、日常生活や睡眠の妨げになってしまうこともあります。
内覧に行った日だけの環境だけでなく、朝と昼、夜それぞれの時間帯で問題が発生しないかどうか、周辺環境をくまなくチェックする必要があります。


＊住宅ローンの審査が通過しない


住宅を購入する際には、住宅ローンを組むことが一般的です。
このローンの審査に落ちてしまうと、住宅を購入できないですよね。
既に契約している自動車ローンや割賦払いに加えて、クレジットカードを多数所持している場合、審査に落ちてしまったというケースがあります。


住宅ローンを貸し出す金融機関には、携帯電話の割賦払いや自動車ローンなどは夫妻とみなされてしまいます。
そのため、住宅ローンの希望借入額から減額されてしまう場合や、審査に落ちてしまう可能性があります。

□内覧するときのチェックリストをご紹介！

内覧の際にチェックしておきたいポイントは、主に以下の通りです。
・水回り
・床
・ドア
・室内の階段
・窓の外
・玄関


住宅購入において、最もトラブルになりやすいのが水回りです。
蛇口のパッキンが故障して水漏れが起きたり、給湯器が故障して温水が出なくなったりするケースなどがあります。
入居してすぐにそういったトラブルが起きないよう、内覧の際に確認しておきましょう。


床を直接触って確認し、内覧に同行している業者に説明を受けましょう。
どんな床なのかという特徴を理解しておくだけでも、住んでからのトラブルを防止できます。


ドアは重たくてしっかりとした造りになっているか、質感を確かめておきましょう。
開け閉めは不自由なくできるか、開けたときに人とぶつかったりする可能性がないかというのも確認の大きなポイントです。


室内に階段がある場合、手すりがついているかどうか確認しておきましょう。
ステップに滑り止めがついているかどうかも重要です。
万が一に備えて、階段の安全が確保されているかチェックしましょう。


意外と見落としがちなポイントが、窓からの景色です。
目の前に高い建物などがあると、日光を十分に採光できなかったり、窓を開けても風が入ってこなかったりといった問題があります。
部屋の中だけでなく、窓の外にも目を向けることも大切ですね。


玄関ドアを開けてすぐに道路に面しているような住宅では、お子さんがいる家庭で特に注意が必要です。
周りを見ずに家から飛び出してしまうと、事故の危険性があります。

□周辺環境のチェックリストをご紹介！

周辺環境でチェックしておきたいポイントは、主に以下の通りです。
・買い物施設
・病院
・交通量
・最寄り駅までの距離
・騒音
・周辺施設
・近隣コミュニティ


普段の買い物に便利な施設やお店があるかどうか、チェックしましょう。
店舗があるかどうかだけでなく、営業時間や品ぞろえ、価格帯なども併せて確認しておきましょう。
コンビニが近くにあると、ちょっとした買い物に便利でしょう。


普段通いやすそうな病院は近くにあるか探しておきましょう。
また、万が一の際に利用する大病院はどのくらいの距離にあるかも確認しておくと良いでしょう。


家の周辺の交通量はどのくらいあるか、時間帯ごとにチェックすると良いでしょう。
朝や夕方の通勤や退勤の時間に渋滞が起きていないか、確認しましょう。


最寄りのバス停や電車の駅までの距離も把握しておきましょう。
車を所有していて公共交通機関を利用するつもりがなくても、お子さんが生まれた後に通学で使ったりする場合があります。


幹線道路や工場、深夜まで営業している飲食店などが近くにある場合は、騒音がどれくらいなのか確認しておくのがおすすめです。
特に朝や夜寝ている時間帯に騒音が気になってしまうと、日常生活に支障が出てしまいます。


ごみ置き場や自治会など、近隣のコミュニティも様子を見ておきましょう。
分からない場合は、不動産会社に聞いて情報を集めてみるのも良いですね。

□まとめ

今回は、住宅購入を検討している方に、失敗しないためのチェックリストをご紹介しました。
本記事を参考にしていただければ幸いです。


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