2階のフリースペースの後悔しない使い方は?自由な空間を活用する間取りのポイント
しがのいえ。編集部
お役立ち情報
のびのびと過ごせる空間が欲しい、子ども部屋を作るか迷っているという方にはフリースペースを作るのがおすすめです。
ここでは、フリースペースを作るメリットや失敗しないコツ、活用アイデアをご紹介します。
□2階にフリースペースのある間取りのメリット
住宅にフリースペースというのはあまり聞きなれない間取りでしょう。
そこであえて、フリースペースのような自由な用途ができる空間をつくることで、ライフスタイルや子どもの成長に合わせて暮らしをカスタマイズしやすくなります。
フリースペースがあることで、雨の時の物干しスペース、リモートワーク用のスペース、将来的に部屋を増やすなど様々な活用法が期待できます。
例えば、子育て世代のご家庭では、子どもが小さいときにはプレイルームとして子どもがのびのびと遊べる空間を作り、子どもが小学生になれば勉強部屋として個室をリフォームで作ることも可能です。
また、最近はリモートワークが多くなり、家族のいるリビングでお仕事をされる方も多いのではないでしょうか。
どうしても、家族に気を使わせてしまったり、集中できなかったりと悩みもあるでしょう。
そういった時にフリースペースがあると、机と椅子さえあればワークスペースに早変わりします。
リビングやダイニングといった生活圏とは別に集中できる空間を作れます。
□後悔しない!フリースペースの使い方
フリースペースを作ったけれど、リビングから丸見えで物置にはできない、冷暖房が届かず過ごすのが辛いなど以外にも落とし穴が多いフリースペースの間取りです。
ここではフリースペースのコツをしっかり押さえて、様々な用途に使える空間作りをおさらいします。
まずはプライバシーの確保です。
2階部分のフリースペースで起こりがちなプライバシーの問題は目隠しを付けることで対処しましょう。
来客の際にリビングから丸見えということになれば、物置として使ったり、寝室のようにくつろいだりする空間にするには少しためらってしまいます。
フリースペースの壁は適度な高さにすることで、上下階でのコミュニケーションがとりやすいでしょう。
子どものプレイルームとして使う場合もこれなら安心して使えます。
続いて、明るさや冷暖房の問題です。
フリースペースでは子どものプレイルーム、ワークスペース、勉強部屋など長時間過ごすことも多いでしょう。
明るく快適な場所を作るために窓を設けるとよいでしょう。
家族が過ごすことを前提とする時は、冷暖房の設置も忘れないようにしましょう。
将来的に個室を作る場合は収納も確保しておくとより使いやすくなります。
また、デッドスペースを活用したフリースペースも良いでしょう。
階段の踊り場をフリースペースにすることで家事の中継地点になります。
階段の踊り場にデッキに出られる空間を作り、そこから洗濯物を取り込んだり、アイロンがけのできる台を設置したりします。
階段の踊り場とフリースペースを二つの空間を兼用させるのも1つの手です。
フリースペースを取り入れるときにどこにするか迷うものです。
そこでおすすめなのが、子ども部屋の入り口付近です。
子供部屋の入り口付近に広めのスペースを設けることで、兄弟のいる家庭ではそれぞれの個室と別に子どもたちが共有できるスペースができるため、兄弟で一緒に過ごす時間も増やせることでしょう。
収納を作れば本棚やおもちゃ置き場としても活用できます。
2階部分に視線が抜けるようにフリースペースを作れば、空間を広く使った開放感のある仕上がりになります。
上階の壁面をガラスにすれば家の隅々まで光を届けることもできます。
□意外な使い道も?フリースペースの使い方アイデア
フリースペースの具体的な使い方を見ていきましょう。
まずは、自由気ままに使えるフリースペースです。
目的を明確にせず、布団を敷いて寝たり、大切なものを置いたりして自由に使えます。
2階の階段の近くに作れば、1階からのアクセスも良好です。
2階ホールに設置したフリースペースは子ども部屋やプレイルームにぴったりです。
目隠しをなくせば、リビングからでも子どもの様子が分かります。
子供部屋や共有の勉強コーナーにするなど子どもの成長に合わせて使い方を変えられるのが、このフリースペース最大の特徴になります。
吹き抜けに面したフリースペースは、取り外し式の物干し竿を設置していつでも物干しスペースにできます。
窓も完備すれば日当たりの良い物干しにぴったりなスペースになります。
雨が降ったときやちょっとした洗濯物もここで干せます。
もちろん、物干し竿を片づければ、明るいフリースペースに早変わりします。
暖かい光のなか、子どもが遊んだり、椅子に座って本を読んだりと有意義に使えるでしょう。
2階の大部分を思い切って子ども部屋にする方法もあります。
使える面積が広い分、空間を仕切って部屋を作るのもお手の物です。
まだ子どもが小さく、子ども部屋を作るのに迷っている方にもおすすめです。
これだけ広いスペースがあれば、仕切り家具や間仕切りの壁をおいて、部屋も自由自在につくれるでしょう。
□まとめ
フリースペースは生活に合わせて自由に使えるため、子育て世代にとっておすすめの間取りです。
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