懐かしさ感じるを土間のある暮らしについてご紹介!
しがのいえ。編集部
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滋賀で注文住宅をお考えの方で、土間のある暮らしを実現してみたいという方もいらっしゃると思います。
実は、「土間」は近年注目されつつある住宅の形です。
そんな土間のある暮らしを実現するためにも、今回は、土間のメリット・デメリットについてと注意点についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□土間のメリット・デメリットについてご紹介します
古くから日本の家屋に設けられた、「土間」。
土間は、かまどがある調理場、農具を手入れする場、商売する場、立ち話をする場などに用いられていました。
明治時代までは土間のある住宅が主流でしたが、昭和初期になると、キッチンを室内で使えるようになったため、土間を設けることも少なくなりました。
しかし、近年は「土間」に再び注目されるようになっています。
なぜ注目されているのでしょうか。
近年では、以下のように思われる方も多くいらっしゃいます。
・汚れたり濡れたりした荷物を置く場所がほしい
・室内でガーデニングをしたい
・気軽にお客さんを呼びたい
・ペットや子供が安心して自由に遊ばせる場所がほしい
このような思いを実現するのに、土間は最適と言えます。
なぜ土間であれば、これらを実現できるのでしょうか。
その理由を、まずは土間のメリットを参考にして見ていきましょう。
*メリット
まずメリットとしては、3つ挙げられます。
1つ目は、おしゃれであることです。
タイルやコンクリートといった無機質なフロアとなりますので、住宅の中で味のある空間にできます。
2つ目は、汚れに強いことです。
外で使用した、汚れていたり濡れていたりするものであっても、土間に持ち込めます。
まるでベランダを室内に持ってきたような感覚ですね。
汚れを気にせず、自由に使えます。
3つ目は、様々な用途で利用できることです。
ペットやお子様の遊び場や、ガーデニング等に利用できるなど、用途は多々あるので便利です。
以上が土間のメリットでした。
しかし、デメリットもありますので、デメリットも把握しておきましょう。
*デメリット
次にデメリットです。
一方、デメリットとしては2つ挙げられます。
1つ目は、冬に冷えてしまうことです。
土間は外気温が伝わりやすくなっていますので、夏場は快適に過ごせますが、冬場はどうしても冷えてしまいます。
この問題は、冷えにくい建材や断熱材、暖房器具を利用することで改善できるでしょう。
2つ目は、部屋の行き来が面倒であることです。
土間は、基本的に土足で行き来しますが、土間と部屋の行き来で靴を履く手間が面倒臭いと感じられる方もいらっしゃるでしょう。
そのため、設計の際に、土間を含めた動線を考慮することをおすすめします。
以上がデメリットでした。
□どの場所を土間にする?
前章では、土間のメリットとデメリットについてご紹介しました。
多くのメリットのある土間を取り入れてみたいという方も多いと思います。
一般的に、土間は屋外とつなげる形です。
イメージもつきやすいですよね。
この他に、どのような場所に土間を設置できるのでしょうか。
例えば、庭やテラスと繋げたり、土間を延長して居室と居室の間に設けたりする間取り案が考えられます。
他にも、1階の居住スペースの大半を土間にしてしまうという案もありますよ。
□土間を設置するときの注意点について
ここまでは、土間の設置場所についてご紹介しました。
様々な用途で利用できますのでとても魅力的ですが、いくつかポイントを見落としてしまうと、後悔してしまう恐れもあります。
ここからは、土間を設置するときの注意点についてご紹介します。
ここで紹介する注意点を把握して、後悔しない家づくりにしてくださいね。
1つ目は、利用目的をきちんと決めておくことです。
利用目的が明確になっていないと、設置してから、あまり使用しなかったという後悔に繋がってしまう恐れがあるからです。
そのため、誰が、何のために、どのようなシーンで利用したいかを明確にしておきましょう。
2つ目は、掃除・手入れ方法を事前に確認しておくことです。
当然ですが、土間も掃除・手入れをする必要があります。
どのように掃除・手入れをすれば良いかを事前に確認しておくと、設置した後に困惑せずにすみますよ。
以上が、土間を設置するときの注意点でした。
基本的なことかもしれませんが、おしゃれさに気をとられすぎてしまうと、使い勝手が悪くなって不便に感じてしまう、なんてこともあるかもしれません。
このような事態を防ぐためにも、土間を設置するときはぜひこの注意点を意識しておいてくださいね。
□まとめ
今回は、土間のメリット・デメリットについてと注意点についてご紹介しました。
土間の暮らしを実現したい方は、利用目的をきちんと決めておくことと、掃除・手入れ方法を事前に確認しておくことを覚えておいてくださいね。
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